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2006年05月30日(火)
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「賢者の贈り物」という掌篇をご存じかと思う。オー・ヘンリー作のハートウォーミング学園ラブストーリーだ。うそ。学園はちがう。
貧乏な夫婦が、クリスマスを向かえるに当たり、妻は髪の毛を売って時計鎖をプレゼント、一方夫は時計を売って櫛をプレゼント。呆然。というこの物語が教えるのは「事前のすりあわせの大切さ」だと思う。いわゆる「ほう・れん・そう」だ。
だのにいまだにテレビドラマとかでは「恋人をびっくりさせてやろう」が原因で話がこじれる、というストーリー展開が後を絶たない。ヘンリーも嘆いていることと思う。「夢オチ」が忌避されるのにどうしてこの物語の動かし方は許されるのか。
あと、「賢者の贈り物」の最後でオー・ヘンリーは「この二人こそ、最も賢い人たちなのです」と結んでいるが、「ほう・れん・そう」を欠かした、例えば営業レポートを出さなかったセールスマンの上司は決してそうは言わないないと思う。
(総裁談) | | |