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2006年09月30日(土)
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古来、日本には八百万(やおよろず)の神様がいる。かまどの神様とか厠の神様とか、この国ではあらゆるところに神様がいるのだ。ユビキタス神だ。
時代が変わったからといって急に神様がいなくなったりはしないだろうから、ここ数十年で出現した物にも担当の神様がいるのだと思う。そういえば正月には自動車にしめ縄をしている家がある。
ただ、昔のかまどなどと違って、いまの物品に対しては神様の担当配置は難しそうだ。それは現代においては、一見ひとつの物に見えても、実はそれは複数の製造元が作った複数の物の組み合わせでできている場合が多いからだ。たとえば「パソコンの神様」などと単純にはいかず、「ハードディスクの神様」とか「マザーボードの神様」とかたくさんの神様がいるはずだ。各部署に神を配置した上で統合的に全体を統括する立場で「パソコンの神様」というものがいてもいいかとも思うが、それはもはや神様というよりサラリーマンだ。
もしかしたらもう八百万の神などいないのかもしれない。だからパソコンはよく壊れるんだと思う。
(総裁談)
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